頭痛
片頭痛
頭の片側もしくは両側にズキズキとした痛みが生じます。痛みの頻度は月に数回ほどです。一度頭に痛みを感じると、数時間~4日以内で持続します。また痛み以外の症状としては、頭痛が出る前の現象として、視野の一部が見えにくくなる、フラッシュのような光が目の前で瞬くといったことがあります。
発症の原因としては、セロトニンという血管収縮に関係する物質の関与が考えられています。治療については、予防薬の投与、頭痛時にはトリプタン系製剤や鎮痛剤などを用いる薬物療法が中心となります。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、精神的・身体的ストレス、長時間同じ姿勢を続けたことなどによって、頭や首の筋肉が緊張、収縮し、頭部などを支える筋肉が緊張することで発症すると考えられています。
首から後頭部にかけての痛み、頭が締め付けられるような痛みで、一度痛みが出ると、その症状は数時間~7日間以内で持続します。このほか、めまいや立ちくらみも人によっては起きることがあります。
緊張型頭痛の治療は、まずはこの頭痛の原因とされるストレスを取り除くように努めます。また、運動、マッサージ、入浴などによって筋肉の緊張をほぐし、血管を拡張していくことも大切です。また頭痛が強い場合は薬物療法を行います。
群発頭痛
群発頭痛では、片側の目の窪み付近からこめかみにかけて、まるで目がえぐられるような痛みを感じます。あまりの激痛から苦しみもがき回る方もいるほどです。そのほか、目の充血や涙、鼻水なども生じることがあります。アルコールやタバコ(ヘビースモーカー)などが誘発要因ではないかと言われています。
治療に関しては、トリプタン系薬剤などの薬物療法が有効です。
その他の原因による頭痛
その他の頭痛の原因として、脳卒中や脳腫瘍など脳の病気で現れる頭痛があります。疑わしい場合は、院内のCTやMRIを用いて診断することができます。
めまい
めまいと聞いて、目がくるくる回る姿を想像する方もいるかと思いますが、その症状はひとつではありません。目がくるくる回ることもあれば、フワフワするようなもの、頭から血の気がサーッと引くようなものなど様々で、回転性、動揺性、立ちくらみなどに分けることができます。
回転性めまいは、目がグルグルと回るようなめまいです。この症状は内耳の異常が考えられます。
動揺性めまいは、フワフワ、フラフラといった地に足がつかないようなめまいで、多くは脳の異常が原因と考えられています。
さらに立ちくらみのようなめまいにおそわれたという場合は、血圧の変動などによる循環器系の異常が考えられます。
問診や診察である程度の分類は可能で、必要に応じて頭部CTやMRI、血液検査などを行いながら原因検索を行います。内耳性のめまいであれば耳鼻科と協力しながら対応する場合もあります。
脳卒中
脳動脈の一部が詰まる、もしくは破れるといった状態を脳卒中と言います。頭痛や、半身麻痺、手足の麻痺、言葉を話すのが困難になる呂律障害や、意識障害などの症状が現れることがあります。
脳卒中はいくつかに分類され、脳の血管が詰まると脳梗塞、また、脳の中の血管が破れて出血すると脳出血と診断されます。また外傷や脳の表面の大きな血管にできた瘤(脳動脈瘤)が破裂することでくも膜の下に出血するのがくも膜下出血です。
当院では問診や身体所見から脳卒中が疑われる場合は、頭部CTもしくは頭部MRIを行って診断をつけつつ、治療についても判断致します。
- 院長
- 続 敬之(つづき けいし)
- 診療科目
- 内科、呼吸器内科、アレルギー科
- 住所
- 東京都足立区足立1-12-12 足立メディカルモール2F
- アクセス
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